ご挨拶

家長 鈴木雅子

家長 鈴木雅子
マリア・モンテッソ−リ




家長 鈴木雅子


家長 鈴木雅子


家長 鈴木雅子


家長 鈴木雅子


家長 鈴木雅子

モンテッソーリ教育について

マリア・モンテッソ−リ(1870年イタリア生まれ)が編み出した幼児教育法で、

人類の世界平和を願い、ひとりひとりの個性を育てる教育法です。
生物学者であり、医者であったモンテッソ−リ女史は、子どもの発育過程には、

必ず通らなければならない段階があり、その時期に必要な経験をしないと、

バランスのとれた人格形成ができない、と言っています。


バランスのとれた人格というのは、第一に強く優しい人であること。

これは、平和な社会を作るために個人個人がみんなそうであれば戦争などは起こらない、

という考えが基になっています。


第二には、周囲や社会がどう変わろうと、常に自分というものをしっかり持ち、

自分の進むべき道を開拓して行ける人であること。これは、幼児期に個を尊重し、

個性を伸ばすことで自分を知り、どんなことがあっても、
努力して自分の道を切り開いて生きていけることを目指しています。
それでは、私たち大人(保育者)は、具体的に子どもたちにどのように関われば良いのか。

それを明確に、かつ具体的に示したのも、モンテッソ−リ教育の特徴です。


例えば0歳児の場合、人の発達過程には、生物の進化の歴史をたどることはご存知のことと思いますが、初め水の中に誕生した生物(胎児)は、やがて陸にあがり両生類、爬虫類となり、

(寝返りを打ち、ハイハイをする時期)四足歩行から、二足歩行へ

(つかまり立ちから二本の足で歩くことへ)と進化しました。

この過程をしっかり通らないと、人としての体作りの基本となる必要な筋肉が発達しません。


また、1歳くらいまでのこの時期は、他の感覚器官も発達させる時期なので、

視覚の発達には段階に合わせたモビールや鏡、聴覚には、やさしい話しかけや肉声の歌、音楽など。

嗅覚には調理中の食べ物の匂い、自然の風の匂い、触覚には、木のおしゃぶりや自然素材のおもちゃ、

水、砂、土、泥、雪の感触。子どもの発育状況を観ながらその時期に適切なものを提供すること。

これが、私たち保育者(大人)の役割です。


子どもには、敏感期というのがあってある物事に強く興味をもつ時期があります。

例えば3歳くらいまでの時期には水に興味があって、少しの水でも発見すると、たとえ水溜りでも池でも洗面所でも手を水につけてバシャバシャと遊びます。

この水の敏感期には思う存分水に触れさせてあげることが大事です。子どもは水に触れることで、水の感触はもちろん、砂の混じった水、土の混じった泥、その日の気温によって違う水の温度、手に触れたとき、足に触れたとき、顔に触れたとき、たたき方によって変わる水の音など。水遊び、泥遊びから吸収することは沢山あります。


ところが大人は、泥水は服が汚れるから触って欲しくないと思い、子どもが水溜りに入っていこうとすると「だめだめ」といって阻止してしまいます。子どもが水を、泥を必要としている時に経験しないで過ごしてしまうのは、身体の発達を阻止してしまうばかりか、やりたいことがやれなかったという子どもの精神、人格形成に多大な欠如を起こしてしまうということなのです。


敏感期というのはたくさんあります。感覚の敏感期、食事の敏感期、秩序の敏感期、社会性の敏感期等。幼児期に起こりうるこの一過性の敏感期をできるだけ欠如を起こさないように子どもたちに環境を準備してあげること。子どもはひとりで成長していく力を持っています。それを援助するのが私たちの役割です。


3歳〜6歳のお部屋では、子どもたちのために沢山の活動が準備されています。はさみでいろんな形を切る活動、色紙をのりで貼ってデザインする活動、色水つくり、お茶を入れて他人にごちそうする、クッキーを焼く、漬物をつける、テーブルを洗う、洗濯、積み木、色並べ、お絵かきコーナー、ビーズのネックレスつくり、編物、縫いさし、カード遊び、等、ご紹介しきれないほどの活動数があります。


登園してきた子どもたちは身支度を整えると、自分のしたい活動を選び(自己選択)好きな場所で活動を行います。大きな筋肉は外遊びや山登りで作りますが、これらの日常生活の活動をすることによって、指先や腕の筋肉、身体のバランスを調整する筋肉をつくることができます。


生活の営みの中に、子どもたちを育てる重要な要素が沢山あること。いくら便利な世の中になっても、この時期の子どもたちが、自分の手で生活を営むことがとても大切であることを、マリア・モンテッソーリは訴えています。

実際、子どもたちは、これらのことが大好きで、やりたくてやりたくてしようがないのです。


また、異年齢の子どもたちがひとつの部屋で過ごしているということは、自然に部屋の中に小さな社会が生まれ、大きい子ども達は小さい子のお世話をする、小さい子ども達は大きい子ども達がやっていることにあこがれる。昔ならば近所で普通に見られた光景ですが、これもモンテッソーリ教育の特徴のひとつです。


モンテッソーリは、このように子ども達にかかわっていく教師のために、トレーニングセンターをつくりました。日本には相模原市に、「東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター」(3才〜6才)というところがあります。ここで1年間の勉強をし、卒業試験に合格した者が、モンテッソーリ教育の教師としてディプロマを取得できます。そして、それは世界に通じるディプロマでもあります。


モンテッソーリ教育を導入している幼稚園、保育園は日本にも沢山ありますが、私達の園には、このディプロマを取得してきた教師が3人おります。更にもう一年0才〜3才のコースでディプロマを取得した教師が2人おります。私達はモンテッソーリ教育というしっかりした保育指針を基に、この山形県天童市という地域性を活かしながら日々子ども達と一緒に成長できるよう、努力しております。

 

にこにこ子どもの家

 

 

参考サイト: モンテッソーリ教育(ウィキペディア) ・ 日本モンテッソーリ協会